日誌

1学期始業式

 桜が満開のままで皆さんを待っていてくれました。

進級、おめでとうございます。また、春休み中に、大きな事故もなく、今日からまた新しい年度・学年を迎えることができました。

新3年生は、本校をリードする最高学年として、高校生時代のまとめの年であり、更に、卒業後の進路開拓を行う、とても大切な一年間ですね。

新2年生は、勉強でも、部活動でも、学校の中心的存在として、一人一人が本校を支えているという自覚を持ち、3年生の先輩たちとともに本校の伝統をつないでください。

 

 さて、新元号が発表されました。「令和」。こちらは、梅に関連しているようですね。桜・梅、共に日本人に愛されている花ですが、中学校そして2年生の時に学んだ『万葉集』の中には、桜より梅の花が多く詠まれているようです。

 

 この梅・桜の満開の時も素晴らしいのですが、それは、花一色だからということもあるでしょう。では、何故、葉っぱより花が先なのでしょう?生命の不思議です。植物は無駄は無く、きっと合理的な理由があると思います。ちょっと考えてみてください。

 

では、新年度にあたり、私から、2つお話したいと思います。

 

 1つ目。年度の初めです。この一年間をどのような一年間にしたいのか、またはどのように過ごしたいのか、皆さん一人一人、よく考えてそれぞれの目標を立ててください。そして、その目標に向け、こつこつ・一歩一歩進んでいきましょう。途中で頓挫(弱気になってくじけてしまうこと)しそうになるのが人間ですから、励ましてもらえるよう、誰かに話しておくというのもよいでしょう。先生方も皆さんから質問されるのを待っています。小さなことでもよいので、どんどん質問しましょう。

 

 次に、「自分で考え、判断して、行動してほしい」ということです。この状況において、どうすべきか考え、行動する、ということです。また、他人の痛みを考え・想像することで、他人を思いやることもできます。

 ここで、始業式にトイレの話もどうか、とは思いましたが、昨日あった話を皆さんに伝えておきたいと思いお話しします。女性トイレでの出来事ですが、私の前に高校生、初老の方、40代くらいの方の3人ほど並んでいました。そのトイレは、和式が2つ、洋式が1つ。空いたのは洋式。先頭の高校生が、ふと後ろを振り返り、その初老の方に「お先にどうぞ」と言ったのです。その女性はちょっと驚いていたところ、高校生は、更に「私は座るのは大丈夫ですから」。初老の方は、「ありがとう」と言って洋式に入りました。ちょっと状況がわかりにくいかもしれませんが、コマーシャルにもありますが、年をとると膝関節が固くなり、和式では辛い、という方もいらっしゃいます。私がもし、その高校生の場所にいたら、そのような声掛けはできただろうか、後ろの方に気づいていただろうか、反省しました。

 何気無いことかもしれませんが、その高校生は、「自分で考え、判断して、行動」したのですね。素晴らしいな、と思いました。

 

 元号が「令和」となる記念の年に、埼玉県立富士見高等学校の生徒としてしっかりと新たな1年間にしてください。 

 「目標を持つ」「自分で考え、判断して、行動する」 ことで素晴らしい1年にしましょう。

 私からは以上です。