校長ブログ

【ニュース】アクティブラーニングで研究授業!

12月2日(月) 

国語の研究授業が行われました。
授業は“知識構成型ジグソー法”によるアクティブラーニングでした。

ジグソー法とは、平成22年度から埼玉県教育委員会と東京大学CoREF(現・教育環境デザイン研究所CoREF)とが連携し、「協調学習」を取り入れ、主体的・対話的で深い学びの実現を目指した研究の核となる授業法です。 

このようなアクティブラーニングでは、正解のないものがテーマである方が、生徒たちは主体的に考え、意見交換を活発に行うことができるようです。これが、「予測不可能」と言われるこれからの社会で活躍するための力を育てることにつながるのだと思われます。
しかし、正解のないテーマで話し合う場合、生徒たちが行き詰まることも多々あると考えられ、教師はそのようなときに、適切な助言を提供する必要があると思われます。

今では、県内の多くの教員に“知識構成型ジグソー法”の実践経験があると思われ、埼玉県立高校教員の“たしなみ”とも言っても過言ではないと思います。私ももうすぐ定年を迎えますが、県教委と東大CoREFとが連携を始めた頃にこの授業法を何度か試した一人です。その頃はまだ現在ほど授業実践例が多くなく、手探りで教材研究をしたものです。

今回の研究授業では、「羅生門」を題材に、「『盗人になる』という下人の選択は正しいか?」というテーマに対して、最終的に生徒が自分の答えを出すというのが目標でした。
羅生門をアレンジした問いや、倫理的な問題と法的な問題が絡み合う問い、酷寒と飢餓の状態における生存のための選択、などを題材に、別のアプローチから正解を導くことが困難なものについてみんなで考え、最後にテーマについて答えを出すという面白い教材でした。

各グループは生徒が話し合いをしやすい適度な人数配分で、中には夢中になって意見を主張している生徒も見られました。先生もずっと机間巡視をしながら助言していて、最後はどのグループも立派な結論を発表していました。

工夫された授業実践、生徒による活発な学習活動を見せていただきました。
日頃からの手厚い指導に感謝します。