図書館だより

2022年11月の記事一覧

図書委員会より、ー「彩の国ビブリオバトル 2022」の結果報告ー

10月29日(土)に行われた「彩の国ビブリオバトル 2022」に本校の代表として、図書委員会の小林 浩君(3年)が出場し、予選を突破し、各グループを勝ち抜いた5人による決勝戦で見事準優勝という成績を収めました。(快挙の報告は、トップページの新着情報に掲載してあるので、図書館からは少しその本の紹介をしたいと思います。)

 

小林君(3年)が選び、紹介した本が、今年出版された【空白『  』小説】という本です。

『昔、昔あるところに・・・』

みなさんだったらこのあとの展開をどのように想像しますか?苦楽はあるもののハッピーエンドですか?それとも悲劇なストーリーですか?

『吾輩は猫である・・・名前はまだない。』

誰でもご存知の夏目漱石先生の「吾輩は猫である」の冒頭部分です。みんな知っているこの話、、、書き出しは同じでも、もし中身が違ったらこの『・・・』の部分にどんな想像を膨らませますか?

【空白『  』小説】とは、そんな誰もが知っている、書き始めと結末は同じですが、『・・・』の部分がこんなにも違うだけで、こんな作品になってしまうのか!!!こんな書き方もできるのか!!!と思わせてくれる本です。

また誰もが知っている作品、聞いたことのあるフレーズだけに、先入観を抱きつつ読んでしまいがちですが、見事にこの本はその期待をいろんな意味で裏切ってくれる本になっています。

是非とも一度手にとって、読んでみては、いかかでしょうか?

 

読書をすると・・・

・脳の活性化!発想力の向上に!!

・会話、文章力の向上に!!

・ストレス解消

・アルツハイマー病やうつ病などの予防!!

のようなメリットをもたらしてくれることばかりです。

図書館は司書さんがいれば、いつでも開いています!そして『本!読み放題!!』です。これを機に本に興味を少しでも持っていただければ嬉しいです。

以上、図書館からビブリオバトル結果報告と、それにあやかり本の紹介でしたww。