2024年4月の記事一覧
【ニュース】 離任式!
4月26日(金)
離任式が行われました。
せっかく出会えたのに、お世話になった先生方と、改めてお別れをする機会です。
期間の長い・短いはありますが、富士見高校のために、生徒の皆さんのために、力を尽くしてくださった先生方です。
本校は、意欲的に学習に取り組む生徒、積極的に部活動に励む生徒が、とても多くなったと聞いています。
これまで先生方が生徒の皆さんと一緒にどれだけ頑張ってこられたのか、想像すると感謝の気持ちでいっぱいです。
毎年、数名ずつの先生方が入れ替わることにより、学校がさらに進化していくことは間違いありません。
しかし、去られた先生方の力を失うのは辛いものがあります。
次の職場でも、そこの生徒たちのために、富士見高校でそうであったように、いい先生であられますよう願っております。
【ニュース】 富士見市子どもフェスティバル!
4月21日(日)
富士見市子どもフェスティバルが、市内の「文化の杜公園」で開催されました。
子どもたちの出し物や、福祉団体による出店など、楽しいお祭りになりました。
本校生徒会の生徒たちは、司会やイメージキャラクターのサポートなど、大きな役割を与えていただき、地域のために役に立つ実感をいただきました。
富士見市役所並びに関係の皆様、誠にありがとうございました。
【ニュース】 オープンカレッジ・ガイダンス!
4月18日(木)
高大連携の一環として、オープンカレッジのガイダンスが行われました。
本校は、武蔵野学院大学様、文京学院大学様と協定を結び、それぞれ年9回の講義に参加させていただいています。
一定以上の出席と受講の成果、最終回のプレゼンテーションにより、埼玉県「彩の国アカデミー」の単位を修得することができるようになっています。
今年度は合わせて100名以上が申し込みをしました。
全校生徒は約570名ですので、たいへん多くの生徒が申し込んだことがわかります。
貪欲に学びに向かう生徒が多くいることに、とても驚いています。このような気持ちや態度を大切にしたいと思います。
↓ 昨年の参加者代表が、生徒の前で発表をしました。
テーマ「ジェンダーギャップ ー差をなくすための対策ー」
【ニュース】 携帯電話安全教室!
4月11日(木)
携帯電話安全教室を実施しました。
本校教員を講師として、ネットワーク社会のトラブルや最近話題になった問題などを学びました。
「よく考えてインターネットを利用する」「その場のノリの怖さ」などがテーマの内容でした。
ネットの誤った使い方は、容易に人を傷つけます。
講義の内容と、生徒自身がスマホを使うことをリンクさせ、自分事として捉えてもらえると嬉しいです。
【ニュース】 始業式・入学式!
4月8日(月)
○ 自分で考え、やってみる
○ 今日も誰かを、思いやる
午前中の始業式、午後の入学式では、下の文章をもとにして話をしました。今後も、折に触れて生徒の皆さんへ届けたいメッセージです。
「自分で考え、やってみる」に込めた私の願いを話します。
「自分で考え」とは、学校での授業、行事、部活動、友達との交流などから得られた、すべての知識や経験をもとにして、ものごとを自分で考え、判断する、という意味です。
「やってみる」とは、「やる」ではなくて「やってみる」ですから、挑戦するという意味になります。
ですから、「自分で考え、やってみる」とは、自分で考えて、判断して、決めたことに挑戦しようよ、というメッセージになります。
これには、それまでに学んで得た判断力に加え、一歩踏み出す勇気も必要になると思います。
しかし一方で、「自分で考え、やってみる」ではなく、「自分で考え、やらない」と決断することも時には必要です。例えば、ルールに反すること、他人に迷惑がかかることを、自分で判断し、「やらない」と決断することも勇気なのです。
「今日も誰かを、思いやる」に込めた私の願いを話します。
クラスで困っている人がいれば声をかける、手を差し伸べる。家族が苦労していれば手伝う、協力する。これらが、思いをやる行為です。「誰か」とは、このような周りの、あなたに関係がある人のことを指します。
しかしもう少し視野を広げて、例えば、能登半島地震で被災した人たちが、今どうしているのだろうかと考えたり、調べてみたりすることも、思いをやる行為です。おさまる気配のない国家間の紛争によって被害を被っている人もたくさんいるのも現実です。
世界中の「誰か」を思いやることのできる人になってほしいのです。
あえて「今日も」を付け加えてあります。テレビ・新聞報道で見かけることが少なくなった事であったとしても、常に苦しんでいる人がいるということを忘れないでほしいからです。
身近な人を思いやるのと同時に、13年前に起こった東日本大震災によって、今も自分の家に帰れない人がいることも、ときどき思い出してほしいのです。
皆さんが、積極的に学んで、将来、社会で活躍するための力を身につけることができるよう、私たち教員は、時には優しく、時には厳しく、この富士見高校が、皆さんにとって、あらゆる挑戦を行うための、かけがえのない場所になるよう、頑張りたいと思います。