校長ブログ

2024年6月の記事一覧

【ニュース】 英語プレゼン “高校生向けの商品開発”!

6月28日(金)

3年生選択授業「アドバンストゥ・イングリッシュ」において、グループ発表がありました。
“高校生向けの商品開発”というテーマで、グループごとに企画した商品を英語でプレゼンしました。

今回発表した5組のうち、3組は文具など、2組はスマホ用アプリでした。、
SDGsも踏まえ、高校生が「あったらいいな」と思うものがよく考えられた発表で、すべて勉強・学習に役立つものであったことが高校生らしいなと思いました。

個々の発表では、発音の良いことにびっくりしました。私たちとは時代が違うからなのかもしれませんが、カタカナ読みをする生徒はほとんどおらず、しかもはっきりと相手に聞こえるように話すことができていました。
抑揚のある話し方やセールスしようとする姿勢が見られるレベルの高い生徒も多く、英語での問いかけに聞いている生徒たちが英語で反応した場面では感動すら覚えました。
スライドの見やすさもとても工夫されていました。

個々の発表の後に質疑応答が行われ、これは日本語で、笑いのある活発な質問と回答の楽しいやり取りが行われました。

英語が好きな生徒ばかりの授業なのだと思いますが、富士見高校の英語力、コミュニケーション力の高さに驚いた1時間でした。

本校は、総合型選抜の制度を使って大学へ進む生徒が多いため、3年間をとおして探究学習、キャリア教育、校外連携事業などで、日頃からプレゼン力を鍛えています。
さらに、3年生の1学期だけでここまで指導してくれた英語の先生方に感謝!です。

 

【ニュース】 大学と連携 “彩の国アカデミー”!

6月24日(月)

県議会の一般質問に対し、日吉亨(ひよし・とおる)教育長の答弁がありました。

質問は、「生徒一人ひとりの特性や個性を伸ばす“個別最適な学び”について、現在県ではどのような取組をしているのか。」というものでした。
答弁では、「県では、生徒一人ひとりの“個別最適な学び”の一つとして、高校生が大学に出向き講義を受け、単位を修得する取組を行っており、令和5年度は8つの高校の83名の生徒が単位を認定されました。(一部省略)」とのことでした。

「単位を修得する取組」とは、“彩の国アカデミー”のことを指し、校外での学習に対し、その成果として単位を修得できるものです。
「大学」とは、本校も協定を結んでいる武蔵野学院大学、文京学院大学のほか計5大学を指します。

答弁にもあったように、令和5年度“彩の国アカデミー”の単位を修得した高校生は83名でした。そのうち本校の生徒が39名でしたので、かなり多くを占めていると思います。
今年度は、より多くの生徒が協定先大学の講義を受講していますので、昨年度以上の単位認定ができるのではないかと楽しみです。

ちなみに、高校生向けの大学講義は土曜日の午前中が多いため、その日の部活動は午後に実施するなど工夫をしています。部活動の顧問の先生方も協力的なので、このような成果が出ているのだと思います。ありがたいことです。

 

【ニュース】 校内ビブリオバトル2024!

6月24日(月)

校内ビブリオバトルが開催されました。
図書委員の生徒を中心に、24人がバトラーとして参加し、好きな本を紹介しました。

アイスブレイクで緊張をほぐしたあと、4つに分かれた各グループ内で、小さなビブリオバトルが始まりました。
そして、各グループで推薦された計5人が、本戦で戦いました。

作品は、『長くつ下のピッピ』『ぼくらの無人島戦争』『アルジャーノンに花束を』『変身』『スズメの戸締り』の5つです。
優勝したのは、『変身』でした。多くの高校生の心をつかんだようです。
私としては、『アルジャーノンに花束を』の紹介もよかったと思います。

評価が高かった発表は、余計な言葉は使わず、元気で簡潔な発表でした。物語の特徴、作者の言おうとしていることに感銘を受けたこと、読むのに苦労したこと、最後に「読んでよかった」と思える体験だったこと・・・
聞いている人が「自分も読みたい」と思えるような発表だったと思います。

優勝者には、終業式で賞状を授与する予定です。

図書館のページは → コチラ

 

【ニュース】 教育支援センター「あすなろ」との交流事業!

6月24日(月)

富士見市教育支援センター「あすなろ」との交流事業が始まりました。

中途退学者の増加の主な理由は、学校生活や学業への不適応と言われています。そのため、悩みや課題を抱える生徒の相談体制の充実を図ることだけでなく、未然防止として学校生活への適応を支援することが重要であるとされています。

本校では県教育局生徒指導課(中退防止ご担当)からご支援をいただき、「中学校から高校への円滑な移行」「クラスとは別の校内の居場所づくり」などをテーマとして、教育支援センター「あすなろ」通所生との交流を行うことにしました。

第1回の今回は、事前学習として教育支援センター室長先生の指導によるワークショップを実施し、次回から始まる通所生との交流が円滑に進むよう、本校のよいところを再確認するとともに、自分の夢を語ることと他人の夢を応援することの大切さを学びました。

富士見高校のよいところを付箋紙に書き、黒板に貼り付けてグループ化しました。

友達
・明るい人、活発な人が多い4
・人間関係、仲が良い、仲間はずれがない4
・一人一人の個性が豊か2
・あいさつが元気!   

先生
・優しい先生が多い3
・生徒と教員の仲が良い3

授業
・授業がわかりやすく、置いていかれない
・習熟度別クラスがある

行事
・行事に全力2
・いろいろな行事がある

施設
・学食がおいしい2
・トイレがきれい2
・学年のフロアに自動販売機がある ほか

 

【ニュース】 文京学院大学との連携「オープンカレッジ」!

6月22日(土)

文京学院大学のオープンカレッジに、約50名の本校生が参加しました。
今回は、全9回のうちの4回目です。

前半は保健医療学部の理学療法学科、後半は同学部の作業療法学科、それぞれ90分の講座でした。
ともに講義と実習からなる内容で、楽しく、気づきの多い授業だったようです。

自分の希望進路でない講座もたくさん受講し、幅広い分野の教養を身に付けるよい機会だと思います。
多くの生徒が参加し、継続できていて、とてもうれしく思います。

最後まで頑張れ!!